反り腰は整体の骨盤矯正で治せる?セルフケア方法も合わせて解説

反り腰の施術を受けている女性

辛い反り腰の悩みがあり、整体院への通院を検討している方もいるでしょう。反り腰は日常生活のさまざまな面で支障が出やすく、そのまま放置しておくと悪化する恐れがある症状です。反り腰の治療方法として、整体院で骨盤矯正の施術を受けるのも効果が見込めます。

今回は、反り腰の原因と整体を利用するメリット、日常生活で出来るセルフケア方法について解説します。早めに改善したいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

反り腰の主な症状

腰痛に悩む男性

壁から4〜5cm離れた位置で垂直に立って、壁に頭・背中・お尻をくっつけた状態で、背中と壁の間に手が入るのであれば反り腰とされます。背中と壁の間に隙間ができる理由は、骨盤が前傾して腰が反った姿勢になっているためです。

平均的な体重でもお腹だけぽっこりと出ていたり、腰痛が長引いていたりする場合、反り腰が疑われます。頭痛や首こり、肩こりや冷え性・むくみなどの症状も、同時に起こる場合があるので注意が必要です。

 

反り腰になる主な原因

反り腰を気にする女性

反り腰は、妊娠・出産で痛みが出たり日常生活の習慣によって症状が出たりしやすいのが特徴です。主な原因としては、下記の2つがあげられます。

 

  • ・筋肉の衰えや体型の変化
  • ・日常的に高いヒール履く

 

この章では、それぞれの原因について解説していきます。反り腰になった原因を見直して、これからの治療やセルフケアに生かしましょう。

 

筋肉の衰えや体型の変化

加齢や運動不足で腰回りの筋肉が衰えると、反り腰の原因になります。反り腰は、筋肉が弱って骨盤の前傾しているために、腰を反って姿勢を保とうとしている状態です。この状態が続くと、骨盤や内臓の位置が歪んでさまざまな症状が現れやすくなります。

妊娠・出産において体重が増加したり、お腹が前方に出たりするなどの体型変化も反り腰を引き起こす場合もあります。それに加えて、インナーマッスルが弱まると反り腰を招きやすくなるため、予防には定期的な運動が欠かせません。

 

日常的に高いヒールを履く

仕事で日常的に高いハイヒールを履いたり、長時間の立ち仕事をしたりして、腰に負担がかかって反り腰になる場合があります。ハイヒールを履いて立ち仕事をしている女性は、特にリスクが高いので注意しましょう。

長時間同一の姿勢でいると前大腿の筋肉や腸腰筋に影響が出て、反り腰のリスクがさらに高くなります。それと、浅い姿勢で椅子に長時間腰をかけている状態も原因の一つです。

適度に姿勢を変えていけば、反り腰予防につながるでしょう。

 

反り腰が骨盤矯正で治せる理由

骨盤矯正を受ける男性

反り腰の改善方法の一つに骨盤矯正があります。骨盤矯正で改善できる理由は、生活習慣などが原因で骨盤が前傾になっているからです。骨盤矯正の施術で筋肉をほぐしながら、骨盤を正しい位置に治していくと、ほかの諸症状の緩和も期待できます。

腰のみを重点的に施術するのではなく、全身の骨格をきれいに整える目的もあります。ほかにも、マッサージで筋肉のバランスを整える改善方法もあるので、自分に合った方法を選びましょう。

 

反り腰改善のために整体を利用するメリット

反り腰改善のため整体を利用する女性

反り腰の改善のために、整体院で施術を受けるとさまざまなメリットがあります。

主なメリットは下記の3つです。

 

  • ・根本的な原因を見てくれる
  • ・薬や湿布に頼りすぎずに治せる
  • ・日常生活のアドバイスがもらえる

 

この章では、それぞれのメリットについて解説します。治療のために整体院の利用を検討している方は、ぜひ通院前にチェックしてください。

 

根本的な原因を見てくれる

整体院では、ヒアリングを行って患者一人一人の痛みの原因の理解から始めます。ヒアリングをもとに、反り腰の根本的な原因が何であるかを把握したうえで、施術者と相談しつつ治療を進めるのが主な流れです。

通院のペースや症状の経過など、細かい点までしっかりと観察してもらいながら、施術を受けられます。施術者は、患者一人一人に寄り添いつつ、丁寧に骨盤矯正やマッサージなど適切な施術をしてくれます

何か気になる症状があれば、整体院で気軽に相談しましょう。

 

薬や湿布に頼りすぎずに治せる

痛み止め薬や湿布に頼りすぎず、整体院で無理のない施術を受けながら反り腰の改善が期待できます。薬には必ず副作用があり、長期に渡る服用は人体に様々な悪影響を及ぼします。薬には依存性もあるため、こうした薬の副作用やリスクが不安な方は、整体院の利用を検討するとよいでしょう。

もし利用している湿布があれば、適切な使い方を施術者に相談すると、アドバイスがもらえるかもしれません。湿布による皮膚トラブルや飲み薬の副作用などに不安がある方は、一度整体院で相談してみましょう。

 

日常生活のアドバイスがもらえる

整体院では、反り腰の方が普段どのような習慣に気をつけるべきか、施術者から的確なアドバイスがもらえる場合もあります。患者それぞれのライフスタイルや症状に合ったセルフケア方法をアドバイスしてもらえれば、日常生活で大いに役立つでしょう。

通院のペースや日常生活での反り腰に関する困りごとなども、随時相談すれば治療が進めやすくなります。また、ほかにも気にかかる症状があれば、念のため施術者に相談してみましょう。

 

反り腰改善が期待できるセルフケア方法

反り腰のセルフケアグッズ

整体院で治療を受ける以外にも、辛い反り腰を少しでも早く和らげるための方法があります。主な方法は下記の4つです。

 

  • ・姿勢を意識する
  • ・骨盤を意識してストレッチする
  • ・体を冷やさない
  • ・骨盤矯正ベルトを利用する

 

この章では、それぞれのセルフケア方法について解説します。自分に合ったセルフケア方法で、一日でも早い改善を目指しましょう。

 

姿勢を意識する

反り腰の方は、症状の特性上お腹が出たような姿勢になりがちです。そのため、改善のためには自ら意識して正しい姿勢を保つ必要があります。無理なく正しい姿勢を意識していけば、症状改善も期待できるでしょう。

立ち仕事やハイヒールを履く仕事に従事している場合でも、前傾にならないよう背筋をピンと伸ばすのを心がければ、改善が見込めます。必要に応じて、締め付けにくい姿勢矯正のベルトを使いつつ姿勢を正していくのもよいでしょう。

 

骨盤を意識してストレッチする

骨盤を意識したストレッチにより、反り腰の痛みが和らぐ場合があります。あくまでも、無理のない範囲で簡単な体操をしたりストレッチを習慣にしていくと、改善につながるでしょう。ただ、痛みが強い場合は無理して行う必要はありません。

大腰筋を意識して、ゆっくりとストレッチをしていけば痛みを緩和できる可能性があります。腰のケアの一環でストレッチをしてもよいか、あらかじめ係りつけの整体院で相談してから行うようにしましょう。

 

体を冷やさない

ストレッチ半身浴を日常生活に取り入れて、体を冷やさないようにする習慣も反り腰改善に効果があるとされています。

なるべく部屋を暖かくしたり、寒い時期の服装には温かめのものを選んだりすると、効果が高まるでしょう。暑い時期には、冷房のつけすぎや室内の温度調整に気をつけて、冷えを予防すると辛い症状が軽減できるでしょう。

そして、日常生活のなかに適度な運動(ウォーキングや体操など)を取り入れて、体を温めると反り腰の改善につながる可能性があります。

 

骨盤矯正ベルトを利用する

骨盤矯正ベルトを装着して、姿勢を改善すれば反り腰の痛みを緩和できる見込みがあります。矯正ベルトは、腰痛やぽっこりと出たお腹、姿勢を改善する効果もあるといわれるので、気になる方は施術者に相談してから使用しましょう。

しかし、矯正ベルトを長時間装着していると、筋力低下や血行不良になる恐れがあります。入眠時に装着すると、睡眠に支障が出る場合もあるので十分な注意が必要です。

時間を決めて、日中に活動している時間帯に装着しましょう。

 

反り腰改善のために整体で骨盤矯正を受けよう

反り腰を改善するには、整体院の通院とセルフケアを行い、無理のない範囲で治療を行っていく必要があります。焦らずに、長期的な視点で症状改善に努めましょう。

反り腰にお悩みの方は、ドリーム接骨院へご相談ください。骨盤矯正はもちろんのこと、姿勢分析ソフトで客観的に筋肉の衰えやアンバランス、姿勢の状態などを確認できます。JOYトレ(特許の複合高周波電流)で、自分では鍛えにくいインナーマッスルを寝たままで強化することも可能です。