【ぎっくり腰】整骨院にはいつ行く?治療期間や通い始める時期を解説

ぎっくり腰に悩む女性

「ある日突然ぎっくり腰になってしまった…」。そんな時、「整骨院で治療を受けて、一刻も早く痛みを抑えたい」と願う方は多いでしょう。病院へ行っても痛み止めの薬とレントゲン、安静の指示程度で終わってしまうことが多いからです。

ぎっくり腰は早めに通院して正しい治療を受けることで、より早くしっかりと治せます。

では、ぎっくり腰になった時、整骨院にはいつ行くべきなのでしょうか。

この記事では、ぎっくり腰の治療期間や整骨院に行くべきタイミングについて解説します。また、整骨院で受けられるぎっくり腰の治療や、再発の予防法についてもわかる内容です。

ぜひ整骨院で適切な治療を受けて、つらい痛みを解消しましょう。

 

そもそもぎっくり腰ってなに?

ぎっくり腰で腰を痛めている様子

ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛」または「腰椎捻挫症」と呼ばれます。加齢によって起こると思われがちですが、10代や20代など若い方でも発症するのが特徴です。

まずここでは、ぎっくり腰の症状や原因について解説します。

 

ぎっくり腰の主な症状は?

ぎっくり腰の主な症状は、激しい腰の痛みです。

その特徴は、筋肉の張りなどで起こる慢性的な痛みとは異なり、突発的に激痛が走る点にあります。また、発症から数日間は身動きがとれないほどの痛みに見舞われるケースもあります。

 

ぎっくり腰の原因やきっかけ

ぎっくり腰の原因は、明確にはわかっていません。現在考えられている原因としては、筋肉や靭帯の損傷関節や椎間板の歪みなどがあります。

また、ぎっくり腰のきっかけとなる状況は多岐にわたります。最も多いのは、重い物を持ち上げようとした時や腰をねじる動作をした時です。

ほかにも、立ち上がろうとした時や朝起きた直後など、何気ない動作の中で発症するケースがあります。

 

ぎっくり腰の治療について知ろう

ぎっくり腰の治療

ぎっくり腰は、整骨院に通って矯正治療や電気療法、装具の装着などの専門的な治療を受けると、より早くしっかりと痛みを取り除けます。

また、最近の研究によると、長期間安静にし過ぎると、治りが悪くなることが分かっています。

ここではぎっくり腰の治療期間と整骨院で受けられる治療について解説します。

 

治療期間はどのくらいかかる?

ぎっくり腰の治療にかかる期間は、数日〜2週間程度と言われています。

回復の度合いには個人差がありますが、多くの場合、激しい痛みが落ち着くまでに数日〜1週間、日常生活や仕事に復帰し、支障がなくなるまでに2〜3週間程度かかるのが目安です。

また、動けるようになったら、無理のない範囲でストレッチや筋力トレーニングなどを行い、ぎっくり腰の再発を防ぐための体づくりをしていきます。

 

整骨院ではどんな治療をする?

整骨院では柔道整復師の国家資格をもつ施術者が、豊富な知識と専門的な技術によって治療を行います。

主な治療の内容は、電気治療やマッサージのような手技、骨格矯正などです。

まずぎっくり腰を発症したばかりの痛みが強い時期は、患部を冷やしたり、ハイボルテージのような電気治療で痛みを鎮めたり、カイロプラクティクの手技で矯正したりします。

そして痛みが軽減してきたら、患部を温めたり、マッサージ的な手技を施したりして、患部の緊張を緩めます。

これらの治療により、早く元通りの日常生活を過ごせるように導くのです。また、必要に応じてキネシオテーピングやコルセットなどを用いて固定し、痛みの回復をサポートする場合もあります。

整骨院の治療ではただ痛みを取り除くのではなく、身体の自然治癒力も高めていくため、痛みを根本から治せるのが特徴です。

 

整骨院にはいつ行くべきか

ぎっくり腰について説明を受ける女性

ぎっくり腰になってしまった時、整骨院へはいつ行くべきなのでしょうか。

整骨院へ行く適切なタイミングは「発症後、なるべく早く」です。なぜなら、痛みの強い急性期のうちから正しい治療を受けると、ぎっくり腰をより早く治せるからです。

また、ぎっくり腰を放置すると、痛みが慢性化してしまう恐れもあります。前述したように、整骨院では症状の段階に応じた専門的な治療を受けられるため、痛みを早く根本から取り除けます。

ぎっくり腰を発症したらなるべく早く整骨院へ行き、適切な治療を受けましょう。

 

ぎっくり腰の再発予防法について知ろう

ぎっくり腰が治り喜ぶ女性

ぎっくり腰は、一度治っても再発する可能性があります。

再発を予防するためには、下半身の筋力を高める運動や、腰周辺の筋肉を柔軟にするストレッチが効果的です。また定期的に整骨院で体の状態をチェックしてもらいましょう。

そのほか、日常生活の動作に工夫を加えて、腰への負担を軽くすることも大切です。

ここでは、ぎっくり腰の再発を予防するためにできる運動や工夫をご紹介します。

 

再発を予防する筋力アップ運動

ぎっくり腰の再発を予防するうえで筋力アップは大切ですが、同時に無理をしすぎない点にも気をつけなければなりません。

腰に負担をかけずにできる筋力アップ運動には、まず水中ウォーキングが挙げられます。また路上でのウォーキングや、坂道や階段を利用したスローピング運動で、足腰を鍛える方法も有効です。

急に激しい運動はせず、軽い負荷がかかる程度の運動を継続して筋力をつけるようにしましょう。

 

再発を予防するストレッチ

ぎっくり腰の再発予防に効果的な腰のストレッチをご紹介します。

1 長座体前屈
  1. 1.膝はまっすぐ前に伸ばし、上体は起こしたL字の状態で座る
  2. 2.膝を伸ばしたまま上体を前へ倒す
  3. 3.腰に伸びを感じたところで止める

 

2 膝抱え体操
  1. 1.仰向けに寝た状態で両膝を抱え、胸の方へ引き寄せる
  2. 2.伸びを感じたところで止める
  3. 3.余裕があれば首を持ち上げて、おへその方を覗き込む

 

腰痛予防に効果的なこれらのストレッチを、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。また、これらのストレッチで痛みを感じた場合は、すぐに中止しましょう。

 

再発を予防する動作の工夫

ぎっくり腰の再発を防ぐために、日常生活の動作では以下のような工夫が行えます。

 

  • ・起床時は、布団の中で横向きになり、腰を丸めて伸ばしてから起き上がる
  • ・床から物を拾う時は腰だけでなく膝も曲げ、腰への負担を減らす
  • ・座って作業をするときはこまめに立ち上がり、軽い屈伸運動を行う
  • ・思いきり伸びをしたり、腰をひねったりする動作は控える

 

普段の生活でこれらを意識して、ぎっくり腰の再発を予防していきましょう。

 

ぎっくり腰を発症したらすぐに整骨院へ行こう

ぎっくり腰の治療

ぎっくり腰は、できるだけ早く整骨院に通って正しい治療を受ければ、最短でその日にほとんどの痛みが和らぎ、1〜2週間でしっかりと完治させられる腰痛です。

ドリーム接骨院の場合、ハイボルテージによって大半の痛みをすみやかに鎮め、トルクリリースによって歪みも矯正していきます

さらに、痛みが治まったら、寝ているだけでインナーマッスルまで鍛えられる国際特許のEMSを利用し、再発しづらい体に導きます。

ぎっくり腰でお困りの方はぜひ整骨院へ通い、つらい痛みを根本から解消しましょう。