産後の恥骨痛がつらいのはなぜ?対策方法をご紹介|岡崎市ドリーム接骨院

産後の恥骨痛に悩む女性

産後の恥骨痛にお悩みではありませんか。痛みが強かったり、長く続いたりすると日々の育児や家事も辛いですよね。

この記事では、産後の恥骨痛の原因や対策法のほか、接骨院で受けられる施術についても解説します。

特に恥骨痛を早く改善したい方や、対策方法がわからない方に読んでもらいたい記事です。

恥骨痛の主な原因は出産による骨盤の広がりです。改善すると痛みが自然と緩和しますよ。

恥骨痛を改善して、お子様と楽しい時間を過ごしてください。

 

産後の恥骨痛の症状とは?普段の動作が辛くなってしまうケースも

恥骨痛を訴える女性

恥骨痛は骨盤にある恥骨が、痛くなってしまう症状です。

下の図のように、恥骨は骨盤の前側の下部に位置しており、左右にあります。左右の恥骨をつないでいる部位が、恥骨結合です。

ここでは、産後の恥骨痛の具体的な症状と痛みが続く期間について見ていきましょう。

骨盤の名称

 

よくある恥骨痛の症状とは?

産後の恥骨痛で多い症状は、以下のとおりです。

 

  • ・動作のときに恥骨痛が生じる
  • ・痛みで歩くのが辛い
  • ・寝返りを打つと恥骨周辺が痛い
  • ・股の部分に痛みを感じる

 

これらの症状には恥骨結合が関わっています。

痛みの程度は個人によってさまざまで、なかには日常生活に支障をきたす場合もあります。

 

いつまで続くの?

一般的な産後の恥骨痛は、産後3ヵ月以内に自然と解消する場合がほとんどです。

これは約3ヵ月で出産で変化した体の形が戻り、ダメージを受けた恥骨の靭帯や恥骨結合が修復されるためです。

しかし、なかには半年以上恥骨痛が続く場合もあります。そのような場合は、骨盤がゆがんでしまった可能性が高いといえます。

 

産後に恥骨痛がずっと続くのはどうして?3つの原因を説明

妊娠中に悩む女性

産後の恥骨痛の原因は、以下の3点が挙げられます。

 

  • ・妊娠や出産
  • ・ホルモンの影響
  • ・姿勢

 

産後の恥骨痛は、妊娠や出産によって広がった骨盤が戻らないことに起因します。

この章では、産後の恥骨痛を招く原因について、1つずつ見ていきましょう。

 

原因①妊娠や出産

妊娠時はおなかの赤ちゃんを支えるために、出産時は赤ちゃんの分娩を助けるために恥骨結合を含めた骨盤が広がります。

産後、骨盤の広がりは徐々に元の状態に戻ります。しかし、その広がりが大き過ぎると骨盤は通常の位置に戻らず、やがてゆがみや恥骨痛に発展するのです。

さらに、骨盤が大きく広がると、骨同士をつないでいる靭帯や筋肉も引き伸ばされます。無理に伸ばされ緩みが生じると、骨盤や恥骨結合に痛みを感じる場合があります。

このように産後も痛めた靭帯や筋肉が緩んだままの状態が続くと、恥骨痛が長引いてしまい、日常生活に支障をきたす場合もあるでしょう。

また、産後増える以下の動作は、骨盤に大きな負担を与えるため注意が必要です。

 

  • ・赤ちゃんを抱っこする動作
  • ・赤ちゃんを揺らす動作

 

こうした動作は骨盤の負担となり、痛みを悪化させてしまう恐れがあります。

産後の恥骨痛が長引くようであれば、骨盤のゆがみ、もしくは緩んだ恥骨結合や靭帯が元に戻りにくくなっていると考えられます。

 

原因②ホルモンの影響

妊娠中は“リラキシン”とよばれるホルモンが黄体から放出されます。

“リラキシン”は、子宮筋や骨盤周囲の靭帯の弛緩を促して出産を助ける女性特有のホルモンです。

妊娠3ヵ月頃から分泌し、産後1ヵ月程度で分泌が止まるといわれ、骨盤まわりの恥骨結合や仙腸関節の緩みを強くします。

リラキシンは出産時に欠かせないホルモンですが、産後は恥骨痛の一因ともなり得るのです。

 

原因➂姿勢

姿勢の悪さも、産後の恥骨痛の一因です。

恥骨痛や骨盤のゆがみを起こしやすい姿勢は、以下のとおりです。

 

  • ・足を組む
  • ・産後の横座りやあぐら座り
  • ・前かがみ
  • ・猫背
  • ・赤ちゃんを骨盤に乗せる
  • ・右側(あるいは左側)ばかりで赤ちゃんを抱っこする

 

このような姿勢は、恥骨の靭帯や骨盤に負担を与え、恥骨痛を引き起こす原因となります。

恥骨痛が継続する場合は、普段の姿勢も見直してみましょう。

 

産後の恥骨痛は改善できる!今すぐできる4種類の手段を解説

痛みから解放された女性

産後の恥骨痛を和らげるセルフケア方法は以下の4点です。

 

  • ・安静にする
  • ・ストレッチやエクササイズをする
  • ・骨盤ベルトを使用する
  • ・姿勢や寝方を改善する

 

セルフケアの1つ目は、横になって安静にすることです。
また、安静にしていても痛みが続く場合は、鎮痛剤の服用も効果があります。
家族のサポートや産後ケアサービスを活用し、静かに休める環境を整えましょう。

2つ目は、ストレッチやエクササイズです。骨盤周辺を支える筋肉が柔軟になり恥骨痛の緩和につながります。
恥骨痛対策には、以下のストレッチやエクササイズがおすすめです。

 

ストレッチ 1.床に座り、足の裏を合わせる
2.背筋を伸ばし、上半身を前に倒す
3.心地よさを感じる体勢で、10~20秒キープする
4.ゆっくり元の姿勢に戻す
エクササイズ
(BURN core)
1.あおむけに寝る
2.膝を立て、手のひらを床につける
3.お尻を上げ、10秒キープ

 

痛みが強く我慢できない場合は、無理に行わないでください。

3つ目は骨盤ベルトの使用です。骨盤ベルトは、骨盤を固定して恥骨痛を緩和する効果があります。

ただし、ベルトを正しい位置で装着しなければ、逆に骨盤ゆがみの原因となるため注意が必要です。骨盤ベルトの詳しい使用方法は、専門家の指導を受けるとよいでしょう。

4つ目は、姿勢や寝方を改善することです。

以下のように姿勢を意識すると、恥骨痛が和らぎます。

 

  • ・背もたれに寄りかからず、背筋を伸ばして椅子に座る
  • ・立て膝やあぐら座りをしない
  • ・足を組まない
  • ・あおむけで寝る

 

恥骨痛が続く方は、普段の姿勢も見直しましょう。

 

 

産後の恥骨痛は接骨院の施術がおすすめ!骨盤矯正について解説

接骨院で骨盤矯正を受けている様子

骨盤がゆがんでいる場合、セルフケアだけでの改善は難しいでしょう。そのような場合は、接骨院で”骨盤矯正”の施術を受けると、ゆがみが整い産後の恥骨痛が緩和されます。

ここからは、“骨盤矯正”とはどのような施術か見ていきましょう。

 

骨盤矯正とは

    • 骨盤矯正とは、妊娠や出産などによってゆがんだ骨盤を元に戻す施術です。恥骨まわりを支える筋肉や靭帯を整え、恥骨への負担を減らします。

骨盤矯正は、内臓の機能の回復や、むくみ・冷えの改善などの効果も期待できます。

骨盤矯正の方法は接骨院によって異なるため、気になる事項は事前に確認しておきましょう。症状の強さによっては、施術の際に痛みをともなう場合があります。また、ボキボキと音を鳴らす方法で矯正を行う接骨院もあります。苦手な施術がある場合は、施術前に接骨院へ相談しましょう。

 

骨盤矯正の施術の手順

接骨院では、一般的に以下の流れで骨盤矯正を行います。

 

  • 1.カウンセリング:いつどんなときに痛みがあるかなど、痛みについて詳しく問診
  • 2.検査:問診をもとに痛みの原因を特定するため、骨盤まわりなどを検査
  • 3.施術:適切な施術方法を実践
  • 4.アドバイス:日常生活で気をつける点や、次回の施術説明

 

施術を受けるうえで不安があれば、気軽に尋ねてみましょう。

 

産後にある恥骨痛がつらい方にはドリーム接骨院の利用がおすすめ

接骨院の男性整体師が問診

ドリーム接骨院では、積極的に産後の恥骨痛の治療を行っております。当院では、主に以下の施術を実施しております。

産後の骨盤矯正 安全な矯正術で骨盤を正常な位置に戻す
JOYトレ
(BURN core)
20分間寝ているだけで、高周波電流でインナーマッスルを引き締める
姿勢分析
「ゆがみーる」
最新の姿勢ソフトを使用し、姿勢や筋肉のバランスを数値や写真で細かく解析する

 

産後の恥骨痛でお悩みの方は、ぜひ岡崎市のドリーム接骨院にご相談ください。

Q1:産後の恥骨痛はいつまで続きますか。
A1: 産後3ヵ月以内に消失する場合がほとんどです。しかし、骨盤がゆがんでいる場合は長引く可能性があります。

Q2:産後に恥骨が痛むのはなぜですか。
A2:妊娠や出産により恥骨結合を含む骨盤の広がりが主な原因です。また、姿勢が悪いと骨盤がゆがんでしまい、痛みを感じる場合があります。