こんな症状ありませんか?any symptoms
- 頭痛、吐き気、不眠症、体のだるさ、耳鳴り
- 更年期障害、自律神経失調症、うつ傾向
- 便秘、下痢などの胃腸の不調
- どこへ行っても治らなかった慢性的な腰痛、肩こり、手足のシビレ
- タバコ・アルコール・ギャンブル・食欲などの依存症、中毒症状
これらの症状は、一見全く関係性が無さそうに見えます。ですが、いずれの症状も「あるもの」が乱れることで引き起こされている症状なのです。そのものとは、脳と体の情報のやり取りを行う「神経系」です。呼吸や血流、胃腸の動きやホルモン分泌などは、すべて神経系によって支配されているからです。
ですが、様々なストレスによってこの神経系が乱れると、病院では「異常なし」「原因不明」と言われるような症状が現れます。自然治癒力がうまく働かずに、痛みやシビレが慢性化したり、体調を崩しやすくなったりもします。
また、条件が揃ってしまうと「やめたいのにやめられない」依存症に陥ることもあります。
脳・神経系の乱れを調整する4つの技術4 technics for adjusting nerve
マッサージのような施術は、筋肉や筋膜を緩めることはできても、神経の乱れまでは調整できません。
そのため、例えば慢性的な腰痛の場合、施術直後は楽になってもまたすぐに張り感が出てしまったり、根本的に治っていかないケースがかなりあるのです。
そこで、様々なカイロプラクティックの技術を学んだ結果、安全性、効果の高さ、再現性の高さなどに優れた4つの技術にたどり着きました。
それが、トルクリリース、ニューロオリキュロセラピー、アクティベーター、そしてニューロ・パターンセラピー(心身条件反射療法/PCRT)です。
トルクリリース・テクニック
カイロプラクティックの有効性を証明する為の研究の中で、2000年頃にDr.J.ホルダーによって開発されました。研究の結果、痛みの緩和だけではなく、依存症やうつ、発達障害に対しても有効であることが科学的に証明されました。
その効果と安全性はFDA(アメリカの厚労省にあたる政府機関)に認められ、世界的に権威のある医学学術誌「Molecular Psychiatry(分子精神医学)」などにおいても研究成果が発表されています。
【メカニズム】
ラジオをイメージして下さい。CBCは1053kHz、ZIP-FMは77.8kHzと、局番ごとに周波数が決まっています。それがズレると雑音が入り、音声が乱れてしまいます。
実は私たちの体内でも同じようなことが起きています。脳と体の情報のやり取りを行う神経には、それぞれ固有の周波数が決まっています(迷走神経は5Hz、三叉神経は10hzなど)。ですが、ストレスによってこの周波数が乱れると、脳が体の状態を正確に把握できず、体に不調をきたしてしまうのです。
トルクリリーステクニックではまず、神経の流れが詰まって周波数が乱れている一番の問題箇所を、検査によって特定します。そして、インテグレーターを使って瞬時に安全に神経の流れを調整していきます。こうして神経が正常な働きをし出すと、体の異常や歪みが修正され、自然治癒力も発揮されるようになります。その結果、自然と様々な症状が改善されたり、健康度がアップしたりしていくのです。
ニューロ・オリキュロセラピー
古来から続く耳への伝統療法の研究の中で、フランス人医師のDr. Paul Nogierが1957年に解明・発表しました。
1990年、WHO(世界保健機構)は350種の症状に対してオリキュロセラピーの有効性を認めました。中でも、痛みの緩和や依存症、精神科系の症状に特に効果があると言われています。
【メカニズム】
耳には、脳や頸、内臓にまで繋がる神経の終末と、300個以上の神経反射ポイントがあります。
これらの反射ポイントは、そこに関連する部位に異常がある時だけ現れます。
そのポイントだけ皮膚の電気抵抗が低下したりするのです。(イメージは西洋医学版の耳鍼・耳ツボです。)
ニューロオリキュロセラピーでは、スティムプラスと呼ばれる専用機器を用いて微弱電流を流し、反射ポイントを検知したり、乱れてしまった神経の流れ(周波数)を整えていきます。
すると、神経の働きが再び正常化されて、自然治癒力が促されていくのです。
(図:Auriculotherapy Manualより)
アクティベーター・メソッド
1967年頃にDr.FuhrとDr.Leeが開発し、1978年には医療器具としてFDAに登録されました。現在までに多くの研究でその有効性や安全性が発表されており、世界的にも普及している主要なカイロプラクティックの技術の一つとなっています。
トルクリリースとの違いは、専用の器具と検査法や考え方の違いです。そのため当院では、患者様ごとにより良い手法を選択して施術を行なっています。
ニューロ・パターンセラピー
米国政府公認のドクター・オブ・カイロプラクティックであり、柔道整復師・鍼灸師の国家資格も保有している保井志之D.C.によって開発されました。
慢性的な腰痛や肩こりを始め、頭痛やめまい、花粉症や便秘、そして自律神経失調症や睡眠障害、うつ病などなど、他の病院では治らなかった症状へも効果を発揮しています。
【メカニズム】
例えば、痛みの直接的な原因は、筋肉の緊張や血管の収縮による、患部の血行不良(細胞の酸欠)だと考えられます。その上で、これらの筋肉や血管をコントロールしているのは、自律神経を始めとした脳・神経系です。そのため、前述のアクティベーターやトルクリリースでは、この神経系の乱れを整えることに主眼を置いていました。
ところが、様々なストレスにより長期間痛みや不調などの症状を抱えていると、そのパターンを脳が学習・記憶してしまい、脳が常に誤作動を起こすようになってしまうのです。
そのためニューロ・パターンセラピーでは、こうした脳の誤作動を改善するため、その引き金となっている大元の原因=誤った思い込みや価値観、隠れたマイナス感情を、心身相関療法(心理療法+手技療法+栄養療法)によって書き換え、自然治癒へと導いていきます。